【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
…ドクン。
思わず心臓が飛び跳ねる。
彼の体温が肩に触れて、そこから体がどんどん熱くなっていく感じ。
ナツくんは、私のこと本気で心配してくれたんだ…。
どうしてそんなにいつも、気にかけてくれるのかな。
「ほんとお前危なっかしい。気を付けろよ」
ナツくんは言いながらそっと頭を上げると、再び私を見下ろして。
それから私の頭にポンと手を置いた。
「あと、ちゃんと嫌なことは嫌って言え。
じゃねぇといつか痛い目遭うぞ」
真剣な瞳でジッと私を見つめる。