【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
聞かれて一気に顔が真っ赤になる。
手を繋ぎながら音楽聴いてた、なんてとても言えるわけがなくて、一人あわあわしながらササっとイヤホンをナツくんの方へ返す。
「何って別に…話してた」
だけどナツくんはやっぱりなんでもないような顔をしてるので…
「なんだ〜、せっかくこっそり帰ってきたのによー」
ハルくんは少し残念そうな顔をしてた。
こっそりって、だからいきなり入ってきたんだ…。
でも手繋いでたのとかバレなくてよかった。
私は内心ホッとしながらも、ナツくんの気持ちがやっぱりよくわからなくて。
気まぐれなのかな?とか思いながらもドキドキして目が合わせられなかった。