【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
花鈴はたまにこうして自分のフリをしてとお願いする。
私も気は進まないものの、ちょっぴりそれに慣れてしまっていて、
不思議にも花鈴のしぐさや喋り方は全部覚えてるから、いつのまにか上手になりきることができるようなっていた。
「…これでよしっと、」
髪を二つに束ね、鏡を確認する。
気分はまるで女優だ。
説教を聞くのはちょっと面倒だったけれど、花鈴のために仕方なく職員室へと向かった。