【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
そして一方的にそう告げると、私の肩をポンと叩いてから自分の席へと戻っていった。
「……」
ナツくんが、私のことを…好き?
そんな、まさか…。
だけどまつりんは何か分かってるようなそんな言い方で。
それはまるで私の芽生え始めた気持ちに気付いているかのようだった。
まつりんってもしかして…すごく鋭い?
私が一人で悩んだり、悶々としてるの、見透かしてたのかな。
でも決して話すよう無理強いしたりもしてこないし、何かあれば相談に乗るなんて言ってくれて…
やっぱりすごく優しいなぁ…。
人に相談するのとかって苦手だけど、まつりんにはいつか相談してみようかな…。
そんなことをふと思った瞬間。
そして、夏祭りがますますドキドキなイベントに変わった瞬間だった。
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