【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
じわっと目に涙が滲んでくる。
「う……ウソ…」
「ウソじゃねぇよ」
「だって…っ」
夢みたいだよ。
どうしよう……。
「わ、私なんかで……いいの?」
涙声で問いかける。
そしたらナツくんは静かに、でもハッキリと口にした。
「…お前がいいから言ってんだろ」
そう言われた瞬間、涙がこぼれ落ちる。
「…っ、」
どうしよう…。胸がいっぱいで。
ぐずっと鼻をすすったらナツくんは目を見開いた。
「…え、泣いてんの?」
「だって……嬉しくて…」
嬉しくて涙が止まらない。
「私も……。
私も…ナツくんが…好き…」