【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
ナツくんとはそれから何度もキスをした。
私は恥ずかしくてドキドキして心臓が止まりそうだったけど…。
そのまま二人余韻に浸るかのようにずっと抱き合っていたら先輩の呼び出しのことなんかすっかり忘れてた。
あとから慌てて裏庭に行ってみたら先輩がずっと待っていてくれたみたいで。
本当に申し訳なかったけれど、告白も丁寧にお断りしておいた。
先輩には本当にごめんなさいだ…。
でも、色々あってめまぐるしかったけれど、
やっぱり夢じゃないみたい…。
帰りはナツくんと手を繋いで一緒に帰った。
なんだかまだ実感がわかないけど…、
私もう、彼女…なんだよね?
ナツくんが歩きながらつぶやく。
「でもまぁ…よかった。夏休み前に言えて」
「えっ?」
「だってお前俺のこと避けてただろ。
なんて声かけていいかわかんなかった」