【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
「花鈴…」
それを聞いたらなんだか泣きそうになった。
なんだ…。
私はいつも花鈴に遠慮して自分の気持ちを言えずに黙ってたけど、
花鈴は言ってもらえない方が悲しかったのかもしれない。
もっとちゃんと勇気を出して話してみればよかったのかな。
「ごめんね…。ありがとう」
「やだぁ〜、ちょっとなにしんみりしちゃってんの!
よかったじゃん!お互い両思いなんだし頑張ろうよ!」
花鈴は笑顔で私の肩をバンバン叩く。
そしたら私も思わず笑みがこぼれた。
「うん…!」
やっぱりこれからは花鈴にもっとなんでも話してみよう。
私だって、花鈴と恋バナできたら嬉しいし…。
ナツくんとこうして付き合えたのも、きっかけは全部花鈴のおかげなんだ。
感謝しなくっちゃ。
お互いの恋がうまくいくといいな。
これからもずっと…。
そんなことを思った夜だった。
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