【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
思いきり走って更衣室へと駆けていく。
だけどその途中、足の速いハルに追いつかれて捕まった。
ハルは私の腕を掴むと引き寄せる。
「おい花鈴…どうしたんだよ!」
「離してよっ!」
「花鈴っ、待てって、」
ーーバチンッ!
だからもう、今日1日分の怒りを込めてひっぱたいてやった。
涙があふれてくる。
「ハルのバカ!!
そんなに仲良くしたいなら元カノとヨリ戻せば!?
大っ嫌い!!!!」
「…っ」
ハルはビックリして固まってる。
こうされるまで自分の無神経さに気づかないなんて、本当にバカなんだと思った。
そんなハルを置いてそのまま走り去る。
今日のために用意したビキニを脱ぎ捨てて急いで着替えて。
私は一人で電車に乗って逃げるように帰った。
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