【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
部屋に入るとナツくんはキョロキョロと周りを見回していた。
今日のために綺麗に片付けたけど、なんか変なものとかないかな、大丈夫かな。
「本、いっぱいあんだな」
「う…うん。ごめんね、地味な部屋で」
「そうか?キレイじゃん。
鈴菜の部屋って感じ」
「そうかな…」
「なんか落ち着く」
そう言って微笑んでくれる。
その落ち着くって言葉がすごく嬉しかった。
ナツくんはベッドを背に、部屋の真ん中のテーブルの前に腰掛ける。
私は彼の好きなアイスコーヒーを用意してテーブルに置いた。
「ありがと」