【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
まさか、私に聞いてくるとは思わなくて。
「い、いいよ…。もちろん!
ていうか、別に私に許可なんて取らなくても…」
全然行ってくれていいのに…。
「うん、でも一応な」
そんなことわざわざ聞いてくれるナツくんにちょっと感激してしまった。
ナツくんは少し言いづらそうに付け足す。
「それに…、前写真見たから知ってると思うけど、俺の元カノも来るから」
「あ…」
そうだった。
だから…
「もちろん全然今は関わりねぇし、まったく未練とかねぇからな。
でも、お前が嫌って思うんじゃねぇかと思って」
ナツくんは私をじっと見つめる。
そして、私の髪に優しく触れた。
「鈴菜が行くなっていうなら、行かない」