【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
そう言って笑ったら、ナツくんはホッとしたように微笑んだ。
そして私の頭にポンと手を置くと、
「…わかった。じゃあ行く」
なんだかすごくあったかい気持ちになる。
ナツくんにとって私はもうちゃんと彼女なんだ…って、また実感したような気がして。
花鈴達のことがあったからかもしれないけど、ナツくんが私の気持ちを考えてくれたことがすごく嬉しかった。
ナツくんはそのまま腕を伸ばすと、私をぎゅっと抱き寄せる。
「不安になったりとかすんなよ。
ハルみたいにバカなことしねぇから」
「う…うんっ」
「俺にはお前だけだから」
「…っ」