【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
やだ。どうしよ…。
恥ずかしすぎて顔がかあぁ、と熱くなる。
「…っ、おい。お前な…」
ナツくんも顔を真っ赤にしながら花鈴を睨む。
そしたら花鈴はやばい、といった顔で口に手を当てると、それからニヤリと笑った。
「あら、お取り込み中にごめんねー?」
「…べつに、取り込んでねぇよ」
「え、うそー?だって今…」
「それより何の用だよ!」
「あー、えーっと、それはね…」
花鈴はガチャンとドアを閉めて中に入ってくる。
そして、ナツくんと私の間に座ると、
「ちょっと色々聞きたいことがあって…」
そう言ってナツくんの顔を見上げた。