【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!

花鈴をあのまま一人で行かせるわけにはいかない気がして、彼女が心配なあまりついてきてしまった。



ヤケになってる花鈴のことがやっぱりほっとけなくて。



ナツくんにはなんて言おう…。



知ったら絶対嫌だと思うよね。あたりまえだ。


普通彼氏がいるのに合コンなんて、行かないわけだし…。



あとでごめんなさいってちゃんと謝ろう。


そしてもちろん、もう行きませんって言おう。



だから今日は、花鈴が変な男の人につかまらないよう私が守らなくちゃ。



ワイワイと盛り上がる席の端っこでポツンと座りながら花鈴の方に目をやる。



花鈴はすでに隣の席の茶髪でピアスの男の子と打ち解けている感じで、さすがだなって思った。


いや、感心してる場合じゃない。



あの人たぶん花鈴のタイプだし、チャラそうだから危険だよね。



こういう時どうしたらいい?


割り込んだり邪魔をするべきなのかな?



そんなこと私に、できる…?


できないよ。どうしよう…。


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