【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
「えっ…」
歩きながらぽろっとそんなことを言われて。
それを聞いて私はふと、さっきのことが気になった。
そういえば……
「あの…
夏希くんはなんで、さっき私が花鈴のふりしてるってわかったの…?」
すごくびっくりした。
だって今まで一度も気づかれたことがないし、うちのお父さんだってたまに間違えたりするのに。
友達や先生なんて、今まですぐに見分けられる人なんかいなかった。
ましてや夏希くんなんて知り合ったばかりだ。
感がよすぎるとしか…
「んー、なんでだろうな…。
なんとなく。
直感でお前だって思った」
直感…