【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
「はは、何ショック受けてんの?
あ、もしやカイト先輩が行っちゃったから?残念だねぇ~。
でもいいじゃん。あの人ちょっと女癖悪すぎるからさ。
真面目に付き合うにはよくないよ」
「そ、そうじゃなくて……っ、私…」
「あーあ、なにその泣きそうな顔。
それ誘ってるようにしか見えないんだけど」
松村くんは今度は私の腰に手を回してくる。
やだ……。
触らないで……。
私は気持ち悪くなって、必死で彼から身を離そうとした。
「は、離して…っ。
私、花鈴を探しに行かなきゃ…」
だけど、その抵抗も虚しく、すぐに腕を取り上げられて。
「……だーかーらー」
顔をぐっと近づけて壁に押し付けられた。
「離してやらないって言ってんじゃん」
……ドクン。