【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
……どきん。
一気に心拍数が跳ね上がった。
なになに…何の話……?
よりによってこんな会話を耳にすることになるなんて。
どうしよう…。
ナツくんはなんて答えるのかな?
ドキドキしながらドアの裏に隠れるようにして聞き耳を立ててたら、ナツくんは、
「…うん、そうだけど」
意外にもアッサリ認めてくれた。
いやもちろん、否定するなんて思ってなかったけど、たぶんこういうの聞かれるの嫌いなタイプなのに…。
冷やかされるのだってあまり好きじゃないよね、ナツくんは。
「うわぁ、やっぱマジなんだ?
どっちから告ったの?」
「…さぁ。どっちでもいいだろ」
「え、もしかして実は夏希からとか…!?」