【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
帰りのHRが終わるとすぐに、ナツくんが私の席へやってきた。
「鈴菜、帰ろ。
準備できた?」
「うん!」
こうして当たり前のように誘いに来てくれることが嬉しい。
ナツくんが私に話しかけると、今まで以上にみんなが注目するのに、彼はそういうのも気にしないでいてくれる。
教科書をカバンに詰めて、席を立つ。
すると、隣の星野くんが私たちのことをニヤニヤしながら見ていた。
「へぇ~。お前らいつの間にか付き合ったんだ〜」
そういえば最近はあまり絡んでこなくなった星野くんだけど、髪型が少し変わってるな。
夏休みが明けて、少し髪色も落ち着いたみたい。
「……そうだけど。文句ある?」