【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
ドキッとしてナツくんを見上げる。
するとちょうどこちらを向いたナツくんと目が合って、また顔がかぁっと熱くなった。
「…ん?」
ナツくんは驚いた表情の私を見て、不思議そうな顔をする。
だけど私はやっぱり恥ずかしくて。
「あ……あの、手……っ」
真っ赤な顔で口にしたら、ナツくんはサラッと涼しい顔で答えた。
「うん。嫌だった?」
……えっ。
「う、ううん!まさか…!」
嫌だなんて思うわけない、とブンブン首を振って否定する。
「そ…そうじゃなくて……ナツくんは、見られても平気なの……?」
ドキドキしながら問いかけてみる。
すると、
「…うん。だって、別に隠すことじゃねぇし。
それに、早く手繋ぎたかったから」
「…っ」