【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
どうやらナツくんは昨日の文化祭実行委員の集まりで、運悪く各学年に二人ずつしかいない委員長に決まってしまったらしい。
ただでさえ忙しい実行委員なのに、委員長はもっと忙しいらしくて。
「なんかすげぇやることいっぱいあんだけど…」
「うわぁ…、大丈夫?
私に手伝えることあれば、手伝うよ?」
「あー、ありがと、大丈夫。
ほとんどが委員だけで学校残ってやる作業だから。
でも、マジでこれから帰れねぇかも。ごめん」
「ううん、いいよ。気にしないで。
無理しないでね」
大変そうだなぁ…。
何か私にもできることあればいいんだけど。
一緒に帰れないのはもう、我慢するしかないよね。
だけどその時ふとどこからか視線を感じて。
パッと振り返ってみたらそこには、篠田さんの姿があった。