【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
「……あれ?聞こえてるー?
あはは、もしかして自分でもそう思っちゃった?」
「……」
挑発するかのようにまくしたてる篠田さん。
「まぁねー、どんな手使って落としたかは知らないけどさぁ、釣り合ってないから。全然。
似合わないの自覚しなよ」
面と向かって言われて、泣きそうになった。
自分でも不安だったけど、いざハッキリそう言われるとますます自信がなくなってくる。
篠田さんは何も言い返さない私を見て、ますます顔をニヤつかせる。
だけど私はやっぱり、こういう時何も言えないのだった。
言い返す言葉がない。
反論する理由もない。
だって篠田さんの言ってることはひどいけど、半分そのとおりだから。