【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
カッコイイ執事服に身を包む男子たち、そして、可愛らしいメイド服の女子たち。
みんなすごくイキイキしてて、はりきって仕事をしていた。
それを見てたらやっぱり自分も頑張らなくちゃって思う。
お店は予想外に最初から賑わって、大忙しで。
おかげで余計なことを考える暇がなくて助かった。
必死で笑顔をつくり、接客をする。
ナツくんのことを忘れようって、考えないようにしようって。
考えたところで仲直りできるわけじゃないんだ。
ナツくんだって今頃頑張ってるんだから、私も頑張ろう。
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それから二時間ほど経って、ようやく午前の最初のシフトチェンジの時間になった。
これで私のシフトは終了で、あとは自由時間だ。
誰でも好きな人と学祭をまわっていい。
だけど、肝心の相手がいない。
ナツくんはもちろん、花鈴はハルくんとまわるだろうし、他にあまり友達もいないし……
と思ってたらちょうど、まつりんが教室に入ってきた。