【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
私が問いかけると、まつりんはコクリと頷いた。
「うん。悪いけど、花鈴から全部聞いちゃった。
鈴菜も色々あったんだね」
「……うん…まぁ…」
「もっと早く相談してくれたらよかったのに」
「ご、ごめんね…」
「はぁ…。まったく…。
また心配かけるとか、自分が我慢すればいいとか思ってたんでしょ?」
「えっ…」
すごい。なんでわかったんだろう…。
「そういうのダメだよ。
友達とか彼氏なんて、心配かけていいんだから。
困ったときはお互い様。
友達なんだから、頼ってよ」
「…っ」
そう言われてまたちょっと泣きそうになった。
まつりん……。
まつりんはちゃんと私のこと、友達だって思ってくれてるんだ。
それなのに私は、頼ることができなくて…。
「ごめん…」