【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
「ねぇ、聞いてんの~?」
だけど私が黙ってたら、さらにしつこく顔を覗きこんでくる篠田さん。
「……っ」
そう言われたらさすがに、このまま黙ってるのは良くないのかなって思った。
何か、言い返したほうがいいのかな?
でも逆に火に油を注ぐだけかな…?
でも……
「あ…あのっ……」
少しだけ勇気を振り絞ってみる。
「た、確かに私……篠田さんの言うとおりだと思う…」
「え?」
「ナツくんに似合わないかもしれないし、彼女としてふさわしくないかもしれないけど……でも……っ」
篠田さんをじっと見上げる。
「な、ナツくんを好きだって気持ちだけは…誰にも負けない自信があるから……っ」