【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
「…っ、
ほらハルお前が余計なこと言うから」
次々にヘアピンを差し出されて、迷惑そうに顔をしかめる夏希くん。
しまいにはその場から逃げ出して、スタスタとどこかへ行ってしまった。
本当にああいうの苦手なんだなぁ…
「あはは、やだ〜逃げちゃったし」
花鈴が笑う。
「ふふ、モテるのも大変だね」
私もそれを見て、クスッと笑いながらつふやいた。
だけどその時…
「…鈴菜、」
ふと後ろから肩を叩かれ、名前を呼ばれて。
ドキッ。