【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!

よりによって私にそんなこと聞いてくるとは思わなくて、思わず大声が出てしまった。



「え…あ、あるけど…、

私のでいいの…?」



ほんとに私のなんかでいいんだろうか。



だってさっき女子達からの断ってたのにこんな…



「いいよ。貸して」



だけど夏希くんがそう言うので、ポケットに入ってた予備のピンを取り出した。



今日はおだんごだから崩れた時のためにたくさんピンを持ち歩いててよかった。



「ど…どうぞ」



私が照れながら差し出すとすぐ受け取る彼。



「サンキュ」



そして前髪を横に流して自分でピンで留めた。



どきん…。



ただでさえ綺麗な顔してるもんだから、なんかちょっと可愛い。


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