【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
強い力で支えられて、なんとか起き上がる。
ホッとしたのもつかの間、その人にお礼を言おうと顔を見上げた瞬間ドキッとした。
な、夏希くん…。
「おい大丈夫かよ。
お前もフラフラしてんぞ」
「…だ、大丈夫だよ…っ。
私はまだ全然歩けるよ」
だけどそう言ってもほんとかよ、みたいな顔してる夏希くん。
そして掴んでいた腕を離すと、なぜかその手をぽん、と私の頭の上に置いた。
「…ならいいけど。あんま無理すんなよ」
どき…。
その顔はすごく優しくて。
ほんとに心配してくれてるみたいな…
私は思わず顔が熱くなるのを感じながらお礼を言った。
「あ…ありがとうっ。
助かりました…」
するとすぐ横からまつりんが話しかけてきて。
「ちょっとちょっと〜!」