私そんなつもりないです！

「そ、そうだね…！恐ろしいほどの美形…！」

「うちらが関わっていいレベルじゃないよね。拝んでるだけでいいわ」

「拝んでるだけでいいってちょっと…」

なっちんの発言に笑っていると先生がやってきた。

「えー、今日から…」

＿＿先生の長い話が終わると、
すぐに体育館に向かった。

「えー、入場の順番にならんでくれー」

みんなが並びはじめたので、私もあとに続くと…

「え」

まさかの隣にあのイケメンくんが…

（うわー。周りからの視線痛い。友達できないじゃんか…）

そんなことを考えていると

「おい。」

ビクッ

まさか話しかけられるだなんて…
さらに視線が痛いんですけど…

「は、はい！」

「前進んでる」

私は慌てて進んだ
考え事をしていて気が付かなかった

「ご、ごめんなさいー！」

やっちゃった。
こんな自分が嫌になる