初恋♡ラビリンス〜私の恋はとまらない〜
初恋
『最終下校の時間です________』
この時間になると、
最終下校の放送が鳴る。
私は、いつものように、
机の整頓をしていた。
「萌那ちゃん、いつもありがとね」
秋ノ宮小学校の
四年三組担任の、高西先生が
笑顔で言った。
それと同時に、
朝予定を書いておらず、
こうして、
放課後に残る男子一人を私は
チラッと見た。
「早く書きなさいよ。
予定は朝、書くものですよ」
「すみませーん!」
高西先生が言うと、
そうのんきな声が返ってきた。
佐後月日...
私の隣の席のお笑い系男子。
そんな佐後くん。
予定を書き終えると、
「ヤッベ」
と言って素早くランドセルを背負った。
そして、教室を出ようとした。
ゴンッ
「イッテェ!」
机の脚に自分の足をぶつけた。
佐後くんの声が、
私が後ろを向いた時に聞こえた。
「さ、さよなら...」
足を若干引きずりながら、
佐後くんは去って行った。
私は、その後ろ姿を
じっと見つめていた________
この時間になると、
最終下校の放送が鳴る。
私は、いつものように、
机の整頓をしていた。
「萌那ちゃん、いつもありがとね」
秋ノ宮小学校の
四年三組担任の、高西先生が
笑顔で言った。
それと同時に、
朝予定を書いておらず、
こうして、
放課後に残る男子一人を私は
チラッと見た。
「早く書きなさいよ。
予定は朝、書くものですよ」
「すみませーん!」
高西先生が言うと、
そうのんきな声が返ってきた。
佐後月日...
私の隣の席のお笑い系男子。
そんな佐後くん。
予定を書き終えると、
「ヤッベ」
と言って素早くランドセルを背負った。
そして、教室を出ようとした。
ゴンッ
「イッテェ!」
机の脚に自分の足をぶつけた。
佐後くんの声が、
私が後ろを向いた時に聞こえた。
「さ、さよなら...」
足を若干引きずりながら、
佐後くんは去って行った。
私は、その後ろ姿を
じっと見つめていた________