鬼上司の甘い誘惑



何事もないまま
毎朝の番組にでていた



「瑞原さん、今日はどうでしょう」



「はい、おはようございます、今日は夜花火大会の会場から中継します・・・・・・・です」



「瑞原さん、花火大会にいく予定ありますか?」


「残念ながら、ありません、スタジオの皆さんはどうでしょう?」



「行きたいのはやまやまですが・・・」



瑞原に花束が・・・・

「瑞原さん、それは・・・・」


「私事でありますが、この番組を今日で卒業します、来週からは、同期の
笹山綾乃、柿原俊介に交代します、短い期間でありましたが、ありがとうございました」




『嘘だろ?誰も卒業だとは言わなかった』



「瑞原さん、今後の予定は?」


「少し休暇ととりたいと思います」










昨日ね
部長に呼ばれたの、ネットで中傷書かれている、局としても篠崎をとるから
瑞原は、卒業して欲しい

卒業し
当分謹慎だと・・・

私何をしたの?
て思ったけど
謹慎されるなら

「未練ありません、やめます」て辞表をだした。





藤元さんには、叱られたけど
同僚でなければ堂々と付き合えるって
告白された・・・・


「篠崎には?」


「言わないで欲しい、また遊びに来てね、じゃあ」



< 54 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop