大切な人の約束
「あ、れっ?」

ふと見えた大きい病院。

よく屋上には来るが、気づかなかった。

もしかして、隆夜君はあそこにいたのかな…?

「あの…高畑さんっ!」

ふいに聞こえた声の先は荻原君だった。

「は、はい…?」

まだ、泣いてなくて良かった…と思ったのもつかの間

ギュッ___。

「えっ?」
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