出会いはカフェで
『なんか……辛くて。怪我までして守りたい人がいて……私が入る隙間なんて無いですよ……。』
言葉に出すと泣きそうになる
「佳奈ちゃん……彼の事、好きなのね」
真紀さんが私の隣に来て
私を抱きしめてくれた
「……そうだ、佳奈さん!今からうちに来ない?今日は飲もう!」
えっ?ええっ??
『いや、さすがに……』
私が戸惑っていたら
「佳奈さん、お酒は呑める口?」
『あ、いや……』
真紀さんの勢いに圧され
私は堤川さんと真紀さんのマンションへ
お邪魔することになってしまった