出会いはカフェで


それから私は出産し
初めての育児で毎日が大変だった


誠さんは今まで以上に
子供、子供と言うようになったと
ため息をついている真紀さん


ごめんなさいと思いながらも
真紀さんは和かに華を眺める


我が娘、名前は華。



「ふっ、えっーん」



華が泣けば、誰よりも早く誠さんが華を抱っこする
それが可笑しい。

拓海も真紀さんも苦笑い


『誠さん、華お腹すいたんです』


そう言って誠さんから華を受け取り
寝室へ行こうとすれば
誠さんもついてくる


「誠っ!!いい加減にしなさいっ!」


流石に真紀さんもお怒り。
誠さんのなんでも見たい病はひどい。
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