出会いはカフェで
久々に真紀さんとゆっくり話せた
その間、我が娘の華は
ぐっすり眠っていてくれた
そして、5時
そろそろ帰らないと、と思っていたら
真紀さんの携帯が鳴った
真紀さんの携帯が鳴る
イコール、誠さんだ
苦笑いをしながら、真紀さんは電話に出た
私は帰る準備をした
誠さんが帰ってくる前に帰らないと…
準備をしていたら
真紀さんの不満らしき声が聞こえてきた
また誠さんが真紀さんに何も言わずにベビー用品を買ったのかしら?
ふふふっ、これはまた喧嘩だな
なんて思いながら、私は拓海にメールをした
【了解、(笑)】
真紀さんの電話が終わるとすぐ
私は真紀さんに声をかけた
『真紀さん、行きましょうか』
佳奈さん、ごめんね
苦笑いしている真紀さんが可愛い
今日は我が家に真紀さんが泊まる
言わなくてもわかるんだ
あー、真紀さんだけじゃ無い
誠さんもだ
明日には仲直りしてくれたらいいな…