私がアイツに恋する時。


顔を上げる。


あれ………。




友哉─────





一瞬、頭が真っ白になった。

息も……してたかわかんない。




「あ……賀菜っ!」



気づいたらもうあの人を追いかけていた。


友哉……。


やっぱり生きてたんだ。


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