私がアイツに恋する時。


「な…何言ってんだよ。俺は…賀菜だから…「もういいよ。そんな嘘…信じられない。」



どうして私こんなにイライラしてるんだろ。

もう…自分でもわかんないよ。



「賀菜っ!」

お願い…もう本当に関わらないで。」


それ以上何言われても無視。

足を止めたり振り返ったりしない。



もう私に関わらないで。

本当かどうかわからないけど…本当に私を好きでいてくれるなら。

中林だって…私が友哉を死なせたのは私だなんて知りたくないでしょ?

私だって言いたくない。


「賀菜ーーっ!!!大丈夫なのっ?」


教室に戻るとあの4人が迎えてくれた。



「もち。勉強のし過ぎだって。」



もちろん秋穂以外のこの3人にだって言う気はないんだから。

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