私がアイツに恋する時。


頭がクラクラする。


「だい……じょうぶ?顔真っ青だよ?」

「ほ…保健室行ってきていい?」

「ひとりで行けるの?」

「大丈夫。」



あまり心配かけたくない。



「じゃあこれ教室に置いておいてくれない?」



持っていた教科書を秋穂に預けてひとりで保健室に向かった。

< 14 / 193 >

この作品をシェア

pagetop