私がアイツに恋する時。
だめなりゆう。
それから数日が過ぎた。
嶋田さんにはまだ会えてない。
僚太が話をしてくれたみたいだけど。|
だから許してくれているのかどうなのかわからない。
僚太いわくちゃんと説得できたらしいけど。
今日は宿題のわからないところを教えてもらうために僚太の家に。
あ…2人きりじゃなくて秋穂もいます。
「ホントに付き合っちゃうなんてびっくりだよ。」
「秋穂だって……最初はあんなにダメだって言ってたのに。」
「だって…僚太が私に相談なんて珍しかったんだもん。」
相談?
「相談ってどういうこと?」
「あ……言っちゃった。ごめん、もう言っていい?僚太?」
「………。」
「おーい。僚太ー。」
いつの間にか静かになった僚太。
背筋を伸ばし、姿勢のいいまま寝ていた。
……よくこんな姿勢で寝られるよね。