私がアイツに恋する時。


朝……。


恐る恐る鏡で自分の顔を見る。


うわ……腫れてる。


氷で冷やしながら朝ご飯を食べる。



「どうしたの?目……。」

「ああ。昨日早く寝たからかな?」



ママを適当にごまかす。



「もしかして……友哉くんのこと………。」



心配そうに聞くママ。


……どうして今そのこと言うの?



「友哉はいないの。もうその話しないで。」



思わずイライラしてしまう。



「……行ってきます。」


ご飯残したまま家を出た。


< 27 / 193 >

この作品をシェア

pagetop