私がアイツに恋する時。



そして土曜日。

早速服を選びに。


正直ファッションセンスはあまりないんでね。


だから秋穂に手伝ってもらいたかった。



「賀菜は、どんな服がいいの?」



『賀菜はやっぱ白か水色が似合うよ。』


ふと友哉に言われた言葉を思いだした。



「白か…水色?」



友哉に言われたんなら似合うと思うし。

そう思った。



「んー。じゃあこの辺かな?」


2人で選んで1着ずつ試着していく。



「あ、それいいんじゃない?」


水色のトップスに白のパンツ。

シンプルだけどすごくかわいい。

雄介君…かわいいって言ってくれるかな?



元の服に着替えて試着室から出た。



「じゃあ買ってくるね。」


レジに急ぐ。


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