私を拾ったのはイケメン若頭でした
義父から声をかけられた
『何かしら?』
「麗奈を...よろしく頼みます」
!?
驚いた
まさか、こんなこと言うなんて
「俺も父親失格だ
自分勝手に過ごしてきた報いだこれは
すまなかった」
うそぉ!
謝ったよこの人!!
深々と、頭を下げている
『私は、あなたの事を許せないわ
だけど、お母さん、お父さん』
私は初めて義父をお父さんと呼んだ
『麗奈を産んでくれてありがとう
私の最高の妹だから麗奈は
麗奈、俊也さんのとこに行こっか』
私のお礼の言葉に二人とも
驚いていた
二人が居なければ、麗奈はここに
居なかったかもしれないから
ありがとう