私を拾ったのはイケメン若頭でした

何ここ

玄関に入ると

メイドさんらしき人たちが

〈おかえりなさいませ〉

声を揃えている

皆は、何事もないように

中に入っていく

そのうちの一人のメイドさんに

お姉ちゃんが声を掛けた

「杏理ちゃん、この子に似合う服用意

してくれない?」

「かしこまりました」


服!?


あたしに!?


もう、どうなるの!?





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