私を拾ったのはイケメン若頭でした
結局、たくさんの服を買ってもらった
申し訳ないな...
「そんな顔するな
お前は、俺の女だろ?」
本当にありがとう
の言葉しか出てこない
「それと、俺の事いつまで
さん付けするんだ?
龍紀って呼べよ」
(///∇///)
『り、龍紀...』
は、恥ずかしいよ
私今、絶対顔赤よね
屋敷に帰ると、
お父さんに、呼ばれた
「蘭、学校に行きなさい」
え...
新城家に来てから、学校を休んでいた
友達から、学校来て、とメールが来ていた
私は、名門私立高校[聖ルイス学園]
に通っている
元女子高
主席合格し、学費免除をもらっていた
行ってもいいなら
行きたい
「蘭ちゃんに、まだ言って無いことが
あるの、新城はね
表では、世界No.1の財閥なの」
えぇぇぇぇぇぇぇ!
「黙ってて悪かったな
聖ルイスの理事長は、お袋の弟なんだ」
嘘ぉぉぉぉぉ!
まぢか...
「だからね、もう話はつけてあるの
あなたのクラスは、1-Sよ」
本当に行ってもいいのかな
1-Sは、容姿端麗、頭脳明晰、運動抜群
財閥、組、暴走族
「それと、蘭」
『何?お父さん』
「清水は、名乗らなくて良い
新城と名乗りなさい」
え...
良いのかな私なんかが
そんな私の心情を察したのか
「お前も俺らの家族だろ?」
と、龍紀に言われた
家族という、当たり前の言葉が、
とても、嬉しかった