ほんの少しの言葉が、

リビングの扉を閉めて立ち止まった。


｢ふぅ…｣


彰のいる部屋をでると自然とつくため息。

…彼氏のいる部屋でたら普通寂しいもんだよね??早く会いたいとか思うよね??





｢やっぱり、なんか違うかも。｣





そう言いながら玄関に向かう。
靴を履きながら、またため息。


｢うん、やっぱり違う。｣




｢何が違うわけ??｣











｢ぎゃぁぁ!!!!｣



いきなり声がしたほうを見ると
目を見開いてこっちを見ている彰がいた。


｢び、びっくりした…｣


｢いや、俺のがびびった。｣


…あれでびびってたんだ。




｢…で、何が違うわけ??｣