ほんの少しの言葉が、




「…うんっ。ありがと。」


彰は頭をクシャクシャにしたまま言った。


「じゃぁ、帰れ。」


「うん、まだいるね???」



「…////ちっ」



彰はさっさとリビングに向かった。



クスッ…私やっと彰の心がわかった。











リビングに入った瞬間、





チュッ




「!!!!」




「何だよ、その顔。」



「あったかい…」


どうして??


「はぁ??意味わかんね。」



そう言って笑う彰。


「なんで!?笑った!!」




「……や、俺だって笑うし。」




< 15 / 19 >

この作品をシェア

pagetop