ほんの少しの言葉が、
「…うんっ。ありがと。」
彰は頭をクシャクシャにしたまま言った。
「じゃぁ、帰れ。」
「うん、まだいるね???」
「…////ちっ」
彰はさっさとリビングに向かった。
クスッ…私やっと彰の心がわかった。
リビングに入った瞬間、
チュッ
「!!!!」
「何だよ、その顔。」
「あったかい…」
どうして??
「はぁ??意味わかんね。」
そう言って笑う彰。
「なんで!?笑った!!」
「……や、俺だって笑うし。」