君のことが、どうしようもなく好きです
「そうだ、相馬くん、部活どこにするか決めた?」
ホームルームが近付き、二人ともが席についた。
「あっ、そういえばもうすぐ部活歓迎会があるな」
そう。入学の行事の最後にある歓迎会は、半分部活披露会のような感じだ。福原さんはどこにするんだろう。
「――それでね、私軽音楽部に入ろうと思って!」
すごく嬉しそうな顔をして、福原さんは告げた。
軽音学部…って確か、ギターとかベースとか、バンドだよな?
奏の知識はそれだけだった。
にしても、すごく嬉しそうな顔されたら、こっちまで嬉しくなるよな。そんなニヤケた顔に気づかず、福原はまた告げる。
ホームルームが近付き、二人ともが席についた。
「あっ、そういえばもうすぐ部活歓迎会があるな」
そう。入学の行事の最後にある歓迎会は、半分部活披露会のような感じだ。福原さんはどこにするんだろう。
「――それでね、私軽音楽部に入ろうと思って!」
すごく嬉しそうな顔をして、福原さんは告げた。
軽音学部…って確か、ギターとかベースとか、バンドだよな?
奏の知識はそれだけだった。
にしても、すごく嬉しそうな顔されたら、こっちまで嬉しくなるよな。そんなニヤケた顔に気づかず、福原はまた告げる。