私とキミ、一生に一度の忘れられない、初恋物語
幼なじみと、初恋物語
告白と涙
【せなside】
今、中庭にいる。
たくさんのお花があって静かだから。
私のお気に入りの場所
歩いていると
「せな!!」
誰かに呼ばれた。
振り向かなくてもわかる。
大好きな、キミの声
「ア、キくん・・・」
どうしているの?
どうして今来るの?
「せな」
もう1度私の名前を呼ぶと
ぎゅっと抱きしめられた
そして、
「ずっと好きだった。せなは俺の初恋だよ」
私の耳元で優しくそういった
・・・えっ!
頭が真っ白になった。