私とキミ、一生に一度の忘れられない、初恋物語
「せな、モテるもんなぁ」

「オレの、だし!!」
イスから勢いよく立ち上がる
「わあ!知ってるってば」
困ったように笑う貴斗

「最近さらに可愛くなりだしたもんなぁ」
カッチーン
「てんめぇ、ぶっとばすぞ!!」

「え?!うわ!ちょ待って」

「こら!」
貴斗に掴みかかろうとしたとき思いっきり広末に頭を叩かれる

「貴斗!変なこと言わないの、それから暁翔。不安になっちゃダメだよ。せなには暁翔しか似合わないんだから!!」

「ん。そうだな」
ニーと優しく笑う2人に少しだけ安心できた。

そうだよな、俺が彼氏だ!
せなを幸せにできるのは、するのは俺だ!!
< 34 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop