私とキミ、一生に一度の忘れられない、初恋物語

あれから数週間経った。

ずっとアキくんを見てきたからかもしれないけど、
タカくんのいろんなところを見つけられた。

困っている子を助けたり

クラスの男の子たちの輪の真ん中でみんなと楽しそうにしていたり

あ！あと・・・・
先生に頼まれた仕事を用事があるのに断り切れなくてしょんぼり仕事してたり。
おもしろかったなあ～

すごく、すっごく優しいところを見つけた。


それでも、まだキミが好きで、
どうして、彼を好きになれないんだろう。

もう、これ以上傷つけたくない。
本当に申し訳なくて。

だから、ちゃんとアキくんへの想いを吹っ切って、タカくんを好きになった時、今度は私から告白しよう。

そう思った。