いちご飴。
そしてついに


バイト中に小夏をみつけた


やっと


やっとみつけた


どう声をかけよう


あ、でも向こうは僕のこと知らないんだ


慎重に


半年以上待ったんだ


嫌われたくない


こんなに小夏のこと考えてるのに


当の本人はバカみたいな笑顔でおばあちゃんと話してる


そして話終わったらきょろきょろお店を歩き始めた


落ち着きのないやつ


自然と笑みがこぼれた
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