いぬorひと
グオオオオオオオオオオオオオオオ
「ッ、」
鋭い閃光をはなつ金色の瞳と私の視線がかちあった。
さっきの比じゃない、
ノラが怒ってる。
今にも飛びかかりそうな顔をしている。
やられる、
私はノラがこちらに飛びかかろうとするのが見え、
思わず目をつぶった。
しかし・・・・・・・
ダンッ
キャイーン
「、ぴょん吉、クソ、なんだこの犬」
ガウ
キャン
ノラは私、ではなくなぜか、
ぴょん吉の方に飛びかかっていった。